2016年 12月 11日
縄文土器を探る(みる) |
今から5000年ほど前の縄文時代中期の火焔型土器
近所の畑で見つかった陶片を見せて頂いた。(いつ発掘したか?は不明)
陶芸家ならずとも見ているだけで心の底から沸き立つモノを感じさせる
力強いフォルム。
5000年前の縄文人が使ったとは思えないほどの完成度
今に生きる僕は何をしていたのか反省したくなるくらい・・・・
陶片を見ているだけでも制作技術が高いことが解る、いったいどんな人間が使った
んだろう???? この土地に住んでいた祖先?・・・・などと想像してみる
写真では解りづらいが横35㎝縦20㎝ 火焔部分の厚みは7㎝くらい
思った以上にしっかりとした焼き締まった重さがあり、粘土質が多い感じだが
砂礫や長石粒、雲母粒も入っているて土肌がザックリとしている。
ボディー部分の内側、紐か帯状粘土を重ねて成形され、仕上げにヘラ?鹿の骨?
木の棒などで擦る?研磨したような痕跡があり硬く締まっている。
ボディー部分と火焔の接合部、明らかに本体を仕上げたあとに火焔部分を継ぎ足して
いるのが解る。 火焔部分はかなり柔らかい土でクリームを塗るようにして創って
いるのがよく解る。
思った以上に滑らかに、自由に造形している火焔部分に古代人の感性の
豊かさが感じられ・・・・なんともすばらしい!
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近所の畑で見つかった陶片を見せて頂いた。(いつ発掘したか?は不明)
陶芸家ならずとも見ているだけで心の底から沸き立つモノを感じさせる
力強いフォルム。
5000年前の縄文人が使ったとは思えないほどの完成度
今に生きる僕は何をしていたのか反省したくなるくらい・・・・
陶片を見ているだけでも制作技術が高いことが解る、いったいどんな人間が使った
んだろう???? この土地に住んでいた祖先?・・・・などと想像してみる
写真では解りづらいが横35㎝縦20㎝ 火焔部分の厚みは7㎝くらい
思った以上にしっかりとした焼き締まった重さがあり、粘土質が多い感じだが
砂礫や長石粒、雲母粒も入っているて土肌がザックリとしている。
ボディー部分の内側、紐か帯状粘土を重ねて成形され、仕上げにヘラ?鹿の骨?
木の棒などで擦る?研磨したような痕跡があり硬く締まっている。
ボディー部分と火焔の接合部、明らかに本体を仕上げたあとに火焔部分を継ぎ足して
いるのが解る。 火焔部分はかなり柔らかい土でクリームを塗るようにして創って
いるのがよく解る。
思った以上に滑らかに、自由に造形している火焔部分に古代人の感性の
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by tougeika-kikuchi
| 2016-12-11 00:48
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